学生生活・社会人生活をおくる上で今何をするか?

 少し前ですが、仕事に関しての記事もいくつか、リリースしておりましたが、なんだかんだで閲覧数も多いので、今回は学生や社会人1〜3年目くらいの人向けに記事を書ければと思います。内容は、『学生生活・社会人生活をおくる上で今何をするか?』というタイトルで記事を書いていきたいと思います。
 正直、大学時代や社会人生活にやるべきことなんかは色々ありますし、あくまでも一個人の意見だと思って見てみてください!ただ、特に正直こんな生活しててもいいのか、将来本当に大丈夫なのかと不安を持っている人にとって参考になればなと思って書いてみます。(とはいえ、簡単な記事にしたいので、あまり長くは書かないです笑)
▼過去の仕事に関しての記事

目次

はじめに

 自分自身のことをあんまり詳しく書くわけでもないですが、前提として、自分自身がどんな学生だったのか、就活時代はどうだったのか、そして社会人になって何を考えているのかを伝えておきます。
 自分自身は都内の高校を卒業し、私立大学の理系学部に入学し、その後大学院に行き、社会人の最初はIT企業に入社しております。これだけだと当てはまる人も多い気がしますが、自分自身、就活時代であれば総合商社や外資系の金融機関などのインターンなどにも参加出来たくらい学生時代頑張った自信はあります。笑
 そして、社会人になってから3年目くらいまでの期間はかなり働きましたが、その中での仕事や勉強を通して身に着けたITの知識やロジカルシンキングなどのスキルは、自分自身の現在の社会人生活の財産となっております。
 これじゃただの自慢になってしまいますが、「この原動力は何だったのか?」という部分に、注力して書きたいと考えております。
 また、ここからの話をする上で、自分の考え方の変化が何個かのフェーズで分かれているので、①大学入学前(高校生まで)、②大学1~3年生、③大学4年生~大学院、④社会人1~3年目、といった感じでフェーズを分けます。

①大学入学前(高校生まで)

 中学生、高校生の時は正直多くの人と同じように部活や勉強を、ただただ毎日頑張るような普通の学生だったと思います。そして、小学生くらいからずっとですが、「目立ちたくない」意識がめちゃくちゃ強く、校内での委員会や文化祭などは出来る限り手を上げず、出来る限り目立たないよう、目立たないようにと思い、ずっと生活してました。笑
 ただ、自分がかなり負けず嫌いなこともあり、部活や勉強で目立つこと自体は、むしろ好きだったと思います。(最近、良く思いますが、これが自分自身のミーハー精神を作っているのだろうなと強く感じてます。)だからこそ、寝る間も惜しまず、部活も勉強も取り組んでいたので、恐らく自分通っていた学校の中においては、誰よりも多くの時間を部活・勉強に投下していたと思います。それもあって、勉強では学年でもトップ層の成績をとることが出来ていました。とはいえ、いわゆる有名私立高校にいたわけでもないので、この時の自分よりも勉強をしていて、且つ勉強ももっとできる人間は多くいたと思います。
 すごく簡素ですが自分自身の高校生活を振り返ると以下のことを意識出来ていたのは良かったなと思うこともあるので、是非参考にしてみてください。(思ったよりも、まとめが雑ですが笑)(また、正直、このブログを高校生が読んでいる気がしないのであんまり役に立たない気もしてます笑)

  • 過度に負けず嫌いでも、それが自分のありかただと思って良いこと
  • 周りに何を言われても、部活や勉強などをひたすら頑張っても恥ずべきことでないこと

②大学1~3年生

 そして、受験を通して、私立の理系学部に入学しました。正直、大学生時代の自分は周りよりは勉強が出来た自信がありますが、人と関わることもあんまり得意ではなく、サークルなども入らず、授業に必要な勉強だけして、塾講師のバイトをしてといった学生をしておりました。その時に考えていたことと言えば、「目立ちたくない」、「コミュ力もあんまりないし、将来大手の企業にも行けるか不安だな」、「本当に社会出て活躍することも出来るのか?」といった不安ばかりでした。今でもこの傾向はありますが、本当に飲み会ですら行きたくないといった感じの学生生活をずっと送ってました。笑
 とはいえ、振り返ったときに良かったと思うことは、自分自身にミーハー精神があったことです。どういうことかと言えば、当時も負けず嫌いというのは変わらず、部活も特に入っていなかったので勉強は頑張っておりました。だからこそ、授業の内容の復習や本を週に3~4冊は読む、渋谷駅などで道行く外国人に道案内を週に2,3人は絶対するといった目標を決めて、生活をしておりました。こんな感じで、ミーハー精神のおかげでいわゆる意識高い系の生活をしてた気がします。笑(こんなこと、正直サークル入りながらでも出来そうなことなので、自分の人脈を広げて置く上でもサークルには普通に入っておいた方が良い気がしますが。笑)
 そして、大学1年生の秋以降、こういったことをやり続けた結果、「勉強をするための基礎体力」が身についたなと思います。あんまり、出来ることを増やすこと自体に意味があるのかは分からないですが、「勉強するための基礎体力」をつけることに関しては、社会人になった後も含めて非常に重要な力になると思います。よく体育会出身の人が社会に出てからも活躍しておりますが、彼ら・彼女らは圧倒的にその力がついていると思います。それこそ、サッカーの元日本代表の本田圭佑さんは、今でも英語の勉強に毎朝2.5時間費やしていることを考えると、スポーツなどでも何でも本気でやっている人はこの力あるんだろうなと感じております。(参考:本田圭佑氏が毎朝2時間半の英語学習を継続する理由とは?英語コーチング「プログリット」が特別対談アーカイブを有料公開 | 最新記事 | おすすめ英会話・英語学習の比較・ランキング- English Hub
 ただ一方で、大学3年時点の自分が社会で活躍出来たり、就活でもトップ層になる自信があったかというと全くそうではなかったのは事実です。大学3年時点では理系就職でも大手に行けるかも怪しいくらい本当に人前に立ちたくない、目立ちたくないという学生で、且つ誇れる成果もなく、そもそも大手を受ける自信もないような人間でした。

③大学4年生~大学院

 転機になったのは、間違いなくこの時期でした。これは誰に何と言われようとこの時期だという自信があります。
 自分の通ってた大学では、大学3年生の時に研究室を選択する必要がありましたが、その時には何となく、負けず嫌いだった性格もあり、成果をとにかく残せる研究室を選び、その研究室に入りました。当然、理系の学生の方々や理系出身の方々はイメージあるかもしれませんが、研究をちゃんとやっている研究室だと朝から深夜・早朝まで実験や勉強をし続けていることが多いです。そのため、入った当初は本当に苦痛で苦痛でしょうがないレベルでしたが、論文や特許といった研究成果を出すためには何をするべきか、本当にひたすらそれだけを考えて研究をしておりました。また、自分の研究室の先生が優秀な方だったことにもかなり恵まれていたかと思いますが、結果を出すためにアウトプットから考え、論証するために必要な実験や理論が何かを考え、その上で実験して結果を出すというプロセスが個人的には今の仕事や新しい知識を得る上でも凄く役に立っております。
 それに加えて、研究室での生活を通して、国際論文や特許といった成果も出せたことが、自分自身にとって非常に大きな出来事になりました。
 正直、今まで部活や勉強を頑張っていたとは言え、人より出来るという程度で何か大きな結果を出したことが殆どありませんでした。そのため、第三者的にも認められる研究成果を出せたことがその後の自分自身の自信にかなり繋がりました。
 そのような研究生活を送っている中、大学院1年の途中でとうとう就職活動をする時期が訪れました。研究の道に将来行こうと思っていた部分もありましたが、個人的にはお金を稼ぎたい気持ちが強く、就職活動では全然研究とは関係ない企業ばかり受けることにしました。ただ、今までの①、②の時代と打って変わって、「目立ちたくない」といった感情はあまりなく、今まで誰よりも研究もやってきたし、学生時代で頑張ってきたことは周りに対しても見劣りしないものだという自負を持って、就活に臨むことが出来てました。特に就活時代は、目に見える研究成果があると、理系学生が文系就職するときには、かなり気持ち的にも余裕になりますし、話す内容としても一目置けるものとなるので、何も考えずに研究成果を出せる研究室にいって、研究を頑張るのは本当に良い選択肢だと思います。その結果として、総合商社や外資系金融などの様々な企業のインターンにも参加させて頂き、自分自身の知識や世界観もかなり広がりました。そして、最終的には、色々考えた結果、IT企業への入社を決めることになりました。

④社会人1~3年目

 社会人1~3年目に関しては、本当に働く時間も長く、非常に肉体的にも精神的にも大変な仕事場でした。とはいえ、この社会人生活では②や③の時代に自分自身が培えた考え方や世界観、また勉強することの基礎体力が功を奏したなと思いますが、自分自身の世界観などはより一層磨かれた時代だったなと感じております。今回は詳細は書く気はないですが、社会人の最初の3年間が自分自身の社会人としての価値観を形成する上で非常に重要だということを新卒として就活しているタイミングなどで、よく言われる内容かもしれませんが、これは本当に正しいと思います。
 社会人の最初の3年間で仕事が緩ければ、正直勉強もしないで飲み会や遊んでばかりの人もかなり多いのは事実です。特にホワイトな職場に行けば行くほど、この傾向があります。とはいえ、社会人の最初の3年間で勉強しない人は、その先の将来もほとんどのケースでほとんど勉強しないです。これが現状の日本社会を形成している多くの社会人の状態なんだろうとも思います。ちなみにまじで出来るなと思うビジネスマンはホワイト企業だろうがどこだろうが、ちゃんと自己研鑽に時間を割いてることが多いです。
 本当に、「社会人の最初の3年間で」その後の社会人生活が決まるといっても過言ではないことを理解してほしいなと思います。実際に、最初の3年間で勉強もせずに飲み会やら友達との遊びに多くの時間を費やしている人たちは30代、40代でかなり苦労をしていると思います。将来的な年収などの水準もほぼ最初の3年間で決まると思います。だからこそ、個人的には最初の3年間は、友達には申し訳ないかもしれませんが、自分自身の考え方や知識・スキルを上げることの方を優先して生活をしてほしいと思ってます。とはいえ、こんなことを言われても実感がないと思いますが、間違いなく、社会人生活を5年10年とやっていると、悲しいかな、この現実を痛感することになるかと思います。
 「じゃあ、何をすれば良いの?」と思われるかもしれませんが、凄く単純です。「本をひたすら読むこと」(特に稼ぎたい方は経営や技術系の本が良い気がします)、「優秀な人との時間に多くの時間を費やすこと」の2つをまずは徹底してみてください。
 そして、これを実現するためにも、学生時代はサークルなどの学生しかできないアクティビティをしつつも、「何かしらの成果を出すことに徹底的に注力すること」、「読書等、勉強を徹底的にすること」は少なくとも意識してみてください。本当に、それだけで自分の将来見る世界は変わります。

さいごに

 今回は、全然面白くない自己啓発みたいな記事を書きましたが、簡単にまとめます。
 学生生活・社会人生活をおくる上で何をした方が良いのか迷っている方は、色んなことをやらなくてもいいので、まずは以下のことをやってみてください。

  • 周りが遊んでいる中で勉強ややりたいことを意識高い系のようにやってても何も恥ずかしくないと意識すること
  • その上で、何かしらの成果を求めて、ひたすら打ち込むこと(中途半端にやらないこと)
  • ひたすらやるときは、とにかく読書や勉強もすること
  • 出来れば、成果を求める時は、アウトプットを考えた上で、必要なことを洗い出し、一つ一つ実行すること
  • そして、自分の時間の使い方も、本を読むことと、優秀な人と過ごすことにシフトすること

 特にお金を稼ぎたい、何かを成し遂げたいけど、正直何をして良いかもわからないし、今のままで良いかもわからないという方に、少しでも参考になればと思います!